私と相談

 

私は、⾼校2年⽣の半年ほどを、ほぼ引きこもり状態で過ごしました。 アトピー性⽪膚炎があり、体調が悪いことを理由に⼩学⽣から不登校を続けていましたが、今思うと、あえて学校で明るく振る舞っていたストレスが、体の表⾯に現れていたのだと思われます。 ⾼校を中退してから、社会に出て多くの⼈と関わる中で⾃分と向き合う⽇々です。

当時は、⼼の中に渦巻く感情を表現することができませんでした。両親を苦しめたいわけでも、社会から外れて⽣きたいわけでもなかったはずです。だけど、何が苦しくて内にこもっているのかわかりませんでした。 私は、学校は⾏けた⽅がよかったと強く思います。その時しか学べないことがたくさんあります。

でも、今通っている学校が全てではありません。どんな形でも構わないから、社会とのつながりを絶ってはいけないと思います。 そして、常に⾃分の思いを、感じたことを誰かに伝える訓練をすべきだと思います。そうすることで、必ず改善策は⾒えてきます。すぐではないかもしれません。

周りの⼈より成⻑するスピードが遅くて、もどかしく感じることもあるかも しれません。でも、この⼤きな社会問題を、問題視して解決できるのは、当事者とその親とそれを⽀援してくださる⽅々だと思います。私もその⼀⼈になりたいと思っています。 諦めずに関わり続けてくれた両親に、今新たな⼀歩のチャンスをくださっているたくさんの⽅々に、⼼から感謝しています。閉じこもっていても何も始まりません。まずは、誰かに話すことから始めてみてほしいです。

この世の中を⽣き抜くために、⼀⼈でも多くの味⽅を増やし、⼀緒に闘うことで、少しでも⽣きやすい⼈⽣に変えていきましょう。